

大学生になるまでのICT歴
高校は、探究活動に積極的に取り組むコースに入りました。興味のあるテーマについて、問いを立て、情報収集をします。パソコンやタブレットを用いて、欲しい情報を探す力が身に付きました。調べた後は、仮説を作り、実験やフィールドワークを重ね、結論を導きます。その後の発表会では、大きな1枚のポスターを作成し、探究活動の成果を発表します。当時ポスターはPowerPointを用いて作りましたが、スライドショーだけでなく、ポスターも作れる有能さに驚きました。他にも、英語を用いて世界の諸問題をプレゼンする授業では、スライドショーの作成に取り組みました。原稿などを書く際は、Wordに大変お世話になりました。



大学でのICT活用例
高校生の頃に、WordやPowerPointを扱う機会が多かったので、パソコンに対しての苦手意識はそれほどありませんでした。入学と同時に新型コロナウイルスが流行し、すべてがオンライン授業になりました。ZoomやTeamsといったリアルタイム授業を受ける際には、カメラ付きのパソコンが欠かせません。課題提出にもパソコンは必須で、問題を解いたノートの写真やWordファイルをアップします。現在は対面授業に戻りつつありますが、小テストを実施し出席確認をとる先生もいれば、課題はオンラインで提出するというスタイルの先生もいます。




化学生命系学科特有の利用例
工学部化学生命系学科では、1年生から実験実習が始まります。実験レポートは、手書き、Word作成のどちらでも大丈夫です。ただ、写真や図、表を載せた分かりやすいレポートを作ろうと思うと、Word作成が選ばれます。学年が上がるにつれ、レポートのページ数も増えるため、Word作成をお勧めします。そして、Chem Drawという化学系ならではのツールがあります。Chem Drawを使えば、ベンゼン環などの化学構造も簡単に書くことができ、レポートも一段とかっこよくなります。「化学工学」という工場設計に欠かせない分野の講義では、複雑な計算式を使います。Excelを用いて計算式を立てれば、変数を打ち込むだけでいいので、計算がとても楽になります。















