

大学でMyパソコンデビュー!
高校生までは、授業で学校のパソコンを時々使用したり、家では家族のパソコンを使ったりしていました。なので、WordやExcel、PowerPointを活用する機会はほとんどありませんでした。タイピングだけは練習していたので良かったのですが、大学生になって課題や教育実習にパソコンが必須になり、上手く活用できるかとても不安でした。
入学してPCSU(パソコンスキルアップ講座)を受講したので、基本的な操作や効率よく作業する方法を教えていただくことができ、良いスタートが切れたと思います。大学生協のSufaceは多くの学生が持っているので、周りに相談できる人が多いことも助かりました。


日々のレポートや教育実習でPCは必須
教育学部はレポートや定期的なテストがある講義がほとんどです。課される文章量も多く、様々な文献を参考にしながら作業することもあるため、より効率よく課題をこなす必要があります。特に長期休みの前は貯めやすいので要注意です!
授業の構想である「指導案」作成も、パソコンのスキルが大切です。「板書計画」では図を作成したり、プレゼン形式で自分の考えた指導案を発表し、改善するということを繰り返したりすることもあるため、タイピングだけでなく様々なツールを活用して多くの教科・単元の授業を構想する必要があるのです。教育の知識ももちろん大切ですが、多くの授業作成・授業実践の経験を積むことで、力が身につくと思います。
3回生になって本格的な教育実習に臨みました。Sufaceは軽くてコンパクトなので、荷物が多くなってくる実習中は本当に助かりました。担当してくださった先生方と、自分の作成した指導案を再考しているとき、速さとクオリティを求められることに気付きました。学校教員は、学級の経営や学校内の業務、授業とすることが膨大なため、限られた時間の中で沢山の授業を構想する必要があります。そして、授業を受ける子どもたちにとって、より良い学びになるように工夫は欠かせません。また、指導案の他に、毎日の実習記録や、授業・指導の振り返りシートなども作成します。そんな中、すべて手書きで作業していては、実習を乗り切ることが難しくなります。写真や文字をスキャンしてPDFにしたり、ファイルを先生方に提出したり…、自分のことで精一杯になりがちですが、子どもたちと関わる時間も大切にしたいので、パソコンをしっかり活用できるようになって時間に余裕を持つことが、教育実習を充実したものにする上でポイントになるのは間違いありません。


これからは協働の時代です
パソコンのおかげで多くの人々と繋がれるようになりました。ZoomやTeamsで離れた人と話し合いをしたり、協働して作業することも増え、使用するアプリやツールが多様になっています。教育現場でも、ICTによる授業が活発です。大学生のうちに学びを深めること、経験を積むこと、パソコンのスキルを身につけることが大切だと思います。
パソコンが壊れてしまったときは、PCサポートデスクにいくとサポートしてもらえます。新しく知ることが多く、パソコンの使い方についても不安を抱えることもあるかと思いますが、助けてくれる人は必ずいます。「一人で悩まず、助けてもらう」、「知識を使って助けてあげる」、これはパソコンに限らず、大学生活・私生活・学校教育、どこでも大切なことです。私も助けてもらったり助けたり、時には協働して取り組んだりしながら成長して、教師になるという夢に向かって頑張ります。